先生にミニ移植の事をお聞きしたら、この病院でも取り組んでいるとのことでした。ただ、今はまだ国に認められていない治療方法なので、１０人くらいの知識人で構成されている倫理委員会というものがあって、そこで一人でも反対する人がいればできないそうなんです。
今この地域ではATLがどういう病気かわかっていない、もしミニ移植を希望するなら、症例の多い九州地区の病院を紹介することができる、とのことでした。
北海道から九州に行く体力は、父には残っていないと思います。
私は気持ちの整理がついていませんでした。
この週、腎臓透析のため腕にシャントをつくる手術を受けました。
